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名古屋大学大学院医学系研究科 研究科長 門松 健治 神経内科学 勝 央 ま
さひさ 教授 神経変性 知症制御研究部門 祖父江 元 そ え 特任教授 名古屋
大学医学部附属病院 病院長 石黒 直樹 神経内科学 土方 靖浩 ひ た や ひ 医員
筆頭著者 橋詰 淳 あ 医員 研究 プ 難治神経変性疾患
※
ひ
あ 球脊髄性筋萎縮症 SBMA
※
い 患者 症状 自覚 前 病態 進行
い 生物学的指標 イ マ
※
解析 明 ま た 本研
究 果 米国神経学会 American Association of Neurology 発行 科学 Neurology 2018
3月23日付 電子版 掲載さ ま た
一般 ア ツ イマ 病や キンソン病 神経変性疾患 患者 症状 自覚
た時点 神経変性 進行 い 想定さ 根本的 治療法 開始 際
早期 治療 開始 要 考え いま た 神経変性疾患 発症前
病態解明や治療 入 目的 た研究 注目 ま いま SBMA 運動神経 変性
全身 筋力低 た 神経変性疾患 筋力低 出現 前 手 振戦 え
出現 知 いま ま 病気 発症前段階 焦点 あ た研究 さ
いませ た SBMA 筋肉 変性や萎縮 病気 進行 血清 アチニ
ン値
※
低く いう特徴 あ ま 々 腎臓 機能 評価 た 血清 アチ
ニン 健康診断 測定さ 着目 そ 推移 分析 SBMA発症前 病気
進行 明 い 考えま た そ 回 研究 SBMA 患者 病
気 自覚 以前 的 受診 た健康診断 血清 アチニン 結果 い
発症前 発症後 経時変化 解析 ま た そ 結果 血清 アチニン値
筋力低 出現 15 ほ 前 低 明 血清 アチニン 値
臨床症状 出現時期 解析 0.8mg/dl 回 頃 手 振戦 出現 基準値 限 あ
0.6mg/dl 回 頃 主症状 あ 筋力低 出現 分 ま た 一方 他
神経変性疾患 筋萎縮性側索硬化症 キンソン病 う 変化 ませ
た 以 結果 血清 アチニン値 SBMA発症前 潜在的 病態進行 反映 良
い イ マ あ 明 ま た
う 発症前研究 得 た知見 将来的 SBMA患者 対 予防的治療法開
発 寄与 期待さ ま また 後他 神経難病 い 健康診断 結果 分
析 発症前 病態 明 可能性 あ ま
難治
あ
神経変性疾患発症
自覚前
難治
あ
神経変性疾患発症
自覚前
イ
病態進行
解明！
イン
○ 神経変性疾患 神経症状 発症時 既 神経変性 すす い こ 早期 治療
開始す こ 重要 考え 近年 症状 出現す 前段階 対象 した研究 注目 集
い す
○ 球脊髄性筋萎縮症 SBMA 筋力低下 徐々 進行す 神経変性疾患 ひ す 本研究
患者 筋力低下 自覚す 以前 受診し続け い 健診結果 解析す こ 筋力低下
自覚す 15年ほ 前 血清 アチニン値 徐々 低下し い こ わ した
○ こ 研究結果 SBMA 発症前 病態解明 発症前 予防的治療法 開発 患者
貢献す こ 期待さ す
．背景
ア ツ イ 病や キンソン病 神経変性疾患 こ 治療薬候補 効
果 評価 目的 数多く 治験 実施さ た そ 十分 有効性 示 こ
い せ そ 理由 神経変性疾患 発症時 神経変性 程
度 進 い た そ 時点 治療開始 効果 限定的 あ こ 推測さ
い そ た 早期 治療 開始 こ 目的 症状 出現 前段階 対象
た研究 注目 集 い
球脊髄性筋萎縮症 SBMA 人男性 発症 全身 筋力低 や食 物 飲 込 くさ
主 症状 進行性 神経変性疾患 こ 診断 いた後 SBMA 患者 対象
た研究 進 た 筋力低 出現 前 潜在的 病態進行 映 指標
イ い 十分 解明さ い せ た
．研究
果
こ 研究 SBMA 患者 症状出現前 受診 い 健診 タ 着目 た
発症以前 健診 タ 有 合計40人 SBMA患者 タ 集 解析 健常人 健
診 タ 他 神経変性疾患 筋萎縮性側索硬化症 キンソン病 有 患者 発症前
健診 タ 比較 た
研究 結果 健診項目 あ 血清ク アチニン値 筋力低 10 年
以 前 ゆ や 低 い こ 明 た さ 血清ク アチニン
値 臨床症状出現時期 解析 SBMA患者 血清ク アチニン値 0.8mg/dl 回 頃 症
状 前ぶ あ 手 震え 出現 基準値 限 あ 0.6mg/dl 回 頃 筋力低 出現
傾向 明 た 筋萎縮性側索硬化症や キンソン病 患者 け 血清ク アチニ
ン値 発症前 こ う 変化 あ せ た
以 結果 血清ク アチニン値 SBMA 発症前 潜在的 病態進行 映 良い イ
あ 発症前 予防的治療 入 け 治療効果 指標 可能性 あ 考え
．
後
展開
回 研究 発症後 SBMA 患者 集 た健診結果 さ 解析 こ
血清ク アチニン値 発症前 潜在的 病期進行 映 こ 明 た 後
SBMA い ア ツ イ 病や キンソン病 同様 発症前段階 患者 い 経過
追 タ 集 解析 研究 発展させ 予定 た こ 研究 着目 た発症前
け 健診結果 解析 他 神経変性疾患 発症前研究 応用 こ 現在 々
高山市 共同研究 健康診断 タ キンソン病や ビ 小体型 知症 早期
診断 臨床研究 実施 い
図 ．血清ク アチニン値 推移
SBMA患者 血清ク アチニン値減少 筋力低 出現 10年以 前 始 い
．用語説明
※ 神経変性疾患：特定 種類 神経細胞 進行性 変性す 弱 せ 疾患 総称 神経変性疾患 共
通す 病理学的 特徴 し 神経細胞 中 周囲 異常 タン 質 蓄積し そ 特定 種類
神経細胞 障害さ こ 知 い す
※ 球脊髄性筋萎縮症：成人発症 遺伝性神経変性疾患 男性 発症し 全身 筋力低下 食 物
飲 込 くさ し くさ 徐々 出現し 進行し す タ ン いう異常 構造 たアンド
ゲン受容体タン 質 男性ホ モン 結合す こ 運動神経 中 蓄 積し 神経変性 起こし
す
※ イ ー ー：特定 病気 無 診断 個々 患者 い 重症度 治療 対す 効果 反
映す う 客観的 指標
※ 血清 アチニン値：骨格筋 く 物質 あ 腎臓 い 尿中 排出さ こ 知 い
．発表雑
Yasuhiro Hijikata1, Atsushi Hashizume1, Shinichiro Yamada1, Tomonori Inagaki1, Daisuke Ito1, Akihiro
Hirakawa2,3, Keisuke Suzuki1,4, Naoki Atsuta1, Takashi Tsuboi1, Makoto Hattori1, Akihiro Hori5, Haruhiko Banno1,
Gen Sobue6, and Masahisa Katsuno1.
1. Department of Neurology, Nagoya University Graduate School of Medicine, Nagoya, Japan
2. Statistical Analysis Section, Center for Advanced Medicine and Clinical Research, Nagoya University Graduate
School of Medicine, Nagoya, Japan
3. Department of Biostatistics and Bioinformatics, Graduate School of Medicine, The University of Tokyo, Tokyo,
Japan
4. Innovation Center for Clinical Research, National Center for Geriatnics and Gerontology, Aichi, Japan
5. Director, Kumiai Kosei Hospital, Gifu, Japan
6. Research Division of Dementia and Neurodegenerative Disease, Nagoya University Graduate School of
Medicine, Nagoya, Japan
“Biomarker-based analysis of preclinical progression in spinal and bulbar muscular atrophy” Neurology 米国東部時間2018年3 23日付 電子版 掲載
DOI: 10.1212/WNL.0000000000005360
